噂のRTL8127搭載10GbpsNICを試す

レビュー
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RTL8127 とは

多分ここが詳しい

RTL8127狂騒曲①|のらねこノート
1.はじめに  ネットワークその他のコントローラーチップで有名な、カニのマークでおなじみのRealtekには、RTL8127という10GbE規格のイーサネットコントローラーがある。今年2025年のComputexで搭載製品が展示され、一部の...

買ったもの

こちらを買いました

10gbps lanカード 采用RTL8127チップ、RJ45ポート、ビジョン取得アダプタ、10/11に適合 (TXA405-10G-4X)
10GイーサネットPCIe 3.0 x4ディスクレスネットワークアダプター。REALTEK/RTLE127ATチップを採用。様々なシステムと幅広く互換性があります(画像参照)。100メートルのCat6aケーブルで10Gbpsの伝送をサポート...

元々は、LGY-PCIE-MG3 が2025年11月に発売されるとのことで、これが省電力の RTL8127 搭載との噂だったのでこちらを買おうとしていたのですが、ふと自分のマザーボードのインターフェースを確認すると PCIE x1 スロットが Gen4 に対応していないことに気づき断念 (Gen3だった。ポチるまえに気づいて良かった…)

【Amazon.co.jp限定】バッファロー 10Gbps 10GbE LANボード PCIe Gen4.0 ×1レーン マルチギガ 【Windows 11 / 10 ・ Windows Server 2019 / 2016 対応】 3年保証 LGY-PCIE-MG3/N
【対応機種】PCIe Gen4.0×1レーンを搭載したWindowsパソコン【対応OS】Windows11/10、Windows Server 2019/2016【伝送速度】10G/5G/2.5G/1G/100M/10Mbps※規格値【サイ...

というわけで、PCIE Gen3 x4のRTL8127搭載NICを探し回っていたわけですが、これがなかなか無い…
ようやくAmazonで見つけたと思ったら発送に2週間以上かかる発送元がどう見ても大陸のマーケットプレイス商品だったので、「だったらAliExpressから直接買った方が」と思いましたがその時は無かったので仕方なくAmazonで購入

(今調べたらありました 2025/12/6時点)

10G PCI-E x4 3.0 から RJ45 ネットワークカード RTL8127 チップギガビットイーサネット PCI Express ネットワークカード PC 用 - AliExpress
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到着・・・

2週間ほどで届きました。
が、当然のようにボコボコの段ボール箱

まぁこれに関しては最早仕様と思ってるので目くじらを立てるつもりはありません。
壊れてなければ

SNとMACは一応マスクしてます。
信用の欠片もない合格証が付いてます。

説明書類は一切なく、スロットカバーにドライバダウンロードページのアドレスのQRコードが記されているだけです。
(SNっぽい数字があったのでマスクしてます)

ドライバのダウンロード

Realtek

先程のスロットカバーに記されたページに飛ぶとダウンロードファイルの種類が色々あって戸惑うかもしれませんが、とりあえずは

Win11 Auto Installation Program (NetAdapterCx)
を選んでおけば良いかと思います。
NDISは古い仕様なので、NetAdapterCxで問題があった時に試してみると良いかもしれません。

ベンチーマーク

一応先程のドライバを当てる前の(Windowsが自動でインストールする互換?)ドライバで回線速度測定してみました。
環境は NURO光10G ONU直結
定番の Fast.com で測定

割と速度出てますがイマイチ。
で、こちらがドライバをインストールした後、

速くなりましたが、向こうが混雑しているのかNICの問題なのか分かりません・・・

SPEEDTEST でも測定。
サーバー指定は勿論 IPA Cyber Lab 400G

100Gbpsまでいけるらしいですが、分からんですね

外相手だと不定要素あるので、ローカルで確認してみます。
自宅サーバーがの10GのNIC使っているので相手になってもらいます。

構成としては
[WindowsPC]—–[スイッチングハブ]—–[サーバーマシン]
で、ハブは↓を使っています

QNAP(キューナップ)2つの10GbE-Tポート、4つの2.5GbE-Tポートを備えたアンマネージドスイッチ QSW-2104-2T
QSW-2104-2Tは、手軽に使えるアンマネージドスイッチで、2ポートの10GbE RJ45および4ポートの2.5GbE RJ45を装備、各種帯域幅のニーズに応える幅広いデバイスに接続することで、ネットワーク環境のアップグレードが可能です...

測定方法は iperf
サーバー側を、iperf -s で立てて、
クライアント側を、iperf -c 192.168.1.17 等のようにサーバーにした相手のIPを設定して実行することで測定できます。
サーバー側がデータを受け取る側、クライアントがデータを送る側になります。

サーバーマシンはproxmoxで、仮想化のオーバーヘッドを考慮してLXCやVMではなくホスト側にiperfを導入して計測
単一ストリームでは4.5Gbpsくらいまでしか出なかったので -P オプションで 4 並列にしてます

[WindowsPC] → [サーバーマシン] は9.11 Gbps

[サーバーマシン] → [WindowsPC] は9.24 Gbps

まぁほぼほぼ10Gbps出せてるとみて良さそうでしょうか

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